【修羅場】帰宅して駐車場に車を停め降りた時、隣の車に不審な男女が乗っていた。無視して家に帰ると、しばらくして警察官が訪ねてきて…!!
現場に行くと、自動車の横には一人の若い男が待っていた。
おそらくその自動車の持ち主だろう。今後はワン男と表記する。
ワンボックスカーには、ペンキなどを塗った棒状のもの(例えば交通標識のポール)
などに擦ったような傷と、後から付けたような細い傷がついていた。
俺には全然覚えがない傷だ。自動車にはバックモニタついているし、
そもそも他の自動車と接触したらすぐに分かる。
ところが、俺の自動車の後部にもいつの間にか傷がついていた。
一か所は昔からある祖母がつけた傷、もう一か所は全然覚えの無い細く長い傷。
しかし、その二つの傷の幅が、
ワンボックスカーの扉の傷と全く同じ高さ、同じ幅になっていた。
全く覚えの無い傷で、且つ二つの傷の付き方が不自然だという事で
警察官には、これは俺が付けた傷にじゃないと主張したが、
その警察官は傷の幅が一緒である以上お前が悪い、さっさと認めろいうスタンスだった。
当時、俺の自動車は、極稀に運転する事がある祖父母の為に
高齢者のマークがついていた。
高齢者宅に、深夜に警官がいきなり来れば、大抵はびびって謝罪し、お金も支払うだろう。
だが、俺自身、実は自動車のフッ素系塗料を製造している会社の
プラント運転主任をしていた事もあるので、傷の不自然さと
警察が来たタイミング(というかワン男が警察に被害を届けた時間)を
不審に思い断固その傷を認めなかった。
その時点で、ほぼ確実に保険金詐欺だなと思っていたので、
警察官が何度認めたらといっても無視して、逆に鑑識を呼ぶことを提案した。
最初に来た若い警察官は、これだけはっきりした証拠があるのにとか
寝言をほざいていたが、一応署に連絡し、一時間後ぐらいに鑑識が来た。
鑑識が来ても、若い警察官は
「早く認めた方がいいのに。」
とか
「証拠があってなんで否定するんだよ。」
とか一人でこちらに聞こえるように呟いていた。こちらが
「公正性の無い判断するな。」
と言っても知らぬふりをしぶつぶついっている。また、ワン男も、
俺が来てからずっと携帯で誰かと電話している。
頭を時々下げている所を見ると上司か年上かと思ったが、常に俺と警察官から
20メートルぐらい距離を 置いた場所にいるので会話内容は全然分からなかった。
鑑識は流石に優秀で、傷を数分間拡大鏡やその他俺の知らない器具等で調べ、
「ああ、これは別の傷ですね。私はこの二台の自動車の傷が両方が接触して出来たとは言えません。」
と断言してくれた。また、俺の自動車の二筋の傷の内
下の方は明らかに別の時期(というか最近)の傷だと判定してくれた。
また、警察官が俺の名前を記録しようとしたら、鑑識が
「この人の個人情報は不要だ。」
とまで言ってくれた。
鑑識の結果を以て、逆に
「こちらを陥れようとした可能性があるので、最初に訴えた人の名前を
教えてください。下の長い傷は彼に付けられた可能性有ります。」
と言ったのだが、鑑識の結果が出てから若い警察官が何も言わなくなった。
こちらの要求から逃げる。何度言っても教えようとしない。
「先ほど、公正性が無いとこちらが言ったのを覚えていますか?」
と尋ねても明後日の方向を向いてじっとだまっている。
しばらくして鑑識が帰った後、ワン男と警察官は逃げるようにいなくなった。
ワン男はダッシュで逃げ、こちらが呼んでも止まらなかった。 警察官は、
「これで」
と言ってバイクで帰ろうとしたので前に立って
「ワン男の情報を教えろ。」
と言ったのだがこれまた上手く俺を躱してダッシュで逃げていった。
既に腸が煮えくり返っていた俺は、神経が高ぶって寝られず、
午前4時ぐらいに再度現場に行った。
すると、ワンボックスカーの傷は殆ど拭き上げられており
細い傷がついているだけだった。
一見派手に見えたのは、小手か何かで傷っぽく何かを塗っていただけらしい。
翌朝からどこか民間でもいいので科学調査機関にでも依頼して
傷の検証でもして貰おうかと思っていたが、この分だと
さっさと証拠隠滅して逃げそうな予感がした。
とはいえ、この程度では大事(おおごと)に出来そうにない。
とりあえず写真を撮り、そのまま寝いった。
午前9時半頃、眼が覚めて現場に行くと 既にワンボックスカーは無かった。
駐車場のオーナーに聞くと、ワン男は散々俺の悪口を言い、
愛車に傷つけられたので駐車場変えると言い放って解約したらしい。
昨夜の顛末を話して、ワン男の名前を聞いたが
オーナーも警察が絡むのが嫌なのか、教えようとしない。
仕方がないので、警察署に行き、ワン男の名前と昨夜の巡査の名前を尋ねた。
事情を説明したら、教えてくれた。
その二人の名前を少し調べてみると、その二人は中学高校と同級生で、
しかも割とやばい連中が集まっている場所に住んでいる事が分かった。
(知り合いの子どもの同級生だった。)
一応釘を刺しに行くかと思い、ワンボックスカーの持ち主の家に行くと
丁度自動車に乗ろうとしている持ち主と鉢合わせになった。
ワン男は俺を見るとすぐに逃げだした。その後、ワン男の家に
ワンボックスカーが戻ってくることは無かった。あの場ですぐ売りに行ったのだと思う。
それだけで終わればいいのだが、その後俺の自動車に何か所か傷をつけられた。
当然想定していたので監視カメラをつけていたのだが、
俺のミスで赤外線付きのつもりがついておらず不鮮明な映像しか残っていなかった。
ワン男に姿形は似ていたが、断定は出来ない。
その後俺の自動車に関しては特に問題なくなったが、
カメラさえちゃんとしたものを買っておけば、そいつに天誅を
下せたかも知れないと思うと悔しくて堪らない。
そして、最近俺と全く同じような感じで尋ねてきたやつに
謝ってお金を払ったという知り合い(近所の人)が出てきた。
つくづく失敗したなぁと思う。
引用元:今までにあった修羅場を語れ 30話目
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